LINEの非公認の出会い掲示板やアプリがセフレ募集に使われていることはご存知だろうか。こうした掲示板は、ほかの無料通話アプリでもあることで、スカイプやカカオトークでも非公認ながら開設している。なぜ、LINEが有名なのかというと、利用者の数が多いことだろう。
LINEの非公認掲示板は、普通の出会い系サイトとは違い、セックスフレンドの募集に無料で使えることから、少しでも安く上げるために使う人や、年齢に関係なく使えることから、中高生にも利用者が広がった。そうしていくうちに、援助被害も起こるようになり、社会問題にも発展するようになる。LINE側も、いつまでも援助犯罪を引き起こす非公認の掲示板を、黙って見過ごすこともできなくなり、2012年12月から18歳未満のユーザーのID検索などを非対応とするなど、キャリアごとに進めている。2013年12月には対応端末がiPhoneにも広がるようで、援助犯罪に歯止めとなるかのしれない。
ただLINE側はID検索ができなくなったというだけで、掲示板が使えなくなったわけではない。たしかに、ID検索ができなくなったことで、知らない人と出会うには、今まで通りの手順ではいかなくなったが、非合法のセックスフレンドとの出会いというのはそれだけではないからだ。
今主流なのは掲示板ではなくてアプリのほうである。アプリであれば、違法かどうかというのが分かりにくい。サイト形式のものはかなり減ったが、アプリのほうはいまだに健在だ。本当に取り締まりを強化しているのかというぐらい、数としては減らない感じだ。
LINEを使った援助犯罪は方法を挙げたらいくらでもでてくるだろうし、非公認の掲示板やアプリだけがすべてではない。ただ、どちらにせよ犯罪につながるだけだから、関わらないことをおすすめする。